映画好きの気まぐれ日記

文章作成に慣れるため気になったことを不定期で徒然と書いています。読みづらい部分もあるかとは思いますがご了承ください。

TOHOシネマズ「ドルビーシネマ」採用への布石?ここにきて東宝作品のドルシネ対応化が加速している件。

「ドルビーシネマ」IMAXと並んで映像や音響が独自技術でさらに向上している特殊上映システムである。ただIMAX(デジタルシアター)が2010年に常設シネコンとして日本初登場したのに対して、ドルビーシネマは2018年日本初上陸したばかりであるのでまだまだ発展途上ともいえるでしょう。

 

ドルビーシネマとは?映画にあまり詳しくない人でもわかりやすく解説。

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ドルビーシネマとはその名の通り「ドルビーラボラトリーズ」社が手掛けるプレミアムシアターの総称であります。

そんなドルビーシネマは大きくドルビーアトモス「ドルビービジョン」という2つの柱からなる上映システムとなっています。

「ドルビーシネマ」=「ATMOS」+「VISION

 

ドルビーアトモスDolby-Atmos)

現在はiPhoneにも採用されていたりとなじみがある人も結構いるのではないでしょうか。簡単にいうとこのドルビーアトモスに対応している映画館(シアター)には通常と比較してもスクリーン内に無数にスピーカーが設置されています。このスピーカーから各々違うサウンドを出力しようと思えば可能にしたのがこの「Atmos」の立体音響システムです。

実はドルビーシネマこそ対応している映画館はまだまだ少ないですが、ドルビーアトモス単体で採用されている映画館は多く「TOHOシネマズ」や「イオンシネマ」といった大手シネコン筆頭に積極的に採用されています。

 

ドルビービジョン(DOLBYVISION

こちらも最近ではスマートフォンでは対応している端末も多いのでもしかしたらなじみがある人も中にはいるかもしれません。

簡単にいうと従来のスクリーンというのは家のテレビでいうところの「液晶」なら、このドルビービジョンを採用したスクリーンは有機ELという表現がしっくりくるかもしれません。ただの4K対応ではなくHDR処理でリマスターも施されているため好みはありますが映像面ではIMAXよりかなり優れていると筆者個人的には感じます。

ドルビーアトモスに対応する映画館が多い一方こちらは2021年4月現在、全国7館と中々普及しない。というかここまで実装すると実質ドルビーシネマが完成するのでここまでのハードルが結構高いともいえるでしょう。

 

ドルビーシネマはシアターデザインも重視

ドルビーシネマは上記2つがそろっていれば良いというわけでもなくスクリーン内のエクステリアにもこだわりがある。

例を挙げると、ドルビーアトモスなので当然無数のスピーカーが設置されているわけですが、このドルビーシネマのスクリーンにはスピーカーらしき物体が一切観客の視界には見えないように設置されているのです。

 

ドルビーシネマに対応している映画館は以下の7館

  • 丸の内ピカデリー(東京)
  • MOVIXさいたま(埼玉)
  • T・ジョイ横浜(神奈川)
  • ミッドランドスクエアシネマ(愛知)
  • MOVIX京都(京都)
  • 梅田ブルク7(大阪)
  • T・ジョイ博多(福岡)

2021年4月現在、所謂大都市圏にしか導入されておらずまだまだ普及しているとはいいがたい。特に札幌あたりにないのはかなり立地のバランス的にも微妙。

というのも現在このドルビーシネマを採用している大手シネコンチェーンが松竹マルチプレックスシアターズ(SMT)」「ティ・ジョイの2社と限定されているからです。奇しくもこの2社は北海道への直営シネコンの出店を果たしていない。

※ミッドランドスクエアシネマはSMTと中日本興業の共同経営劇場

 

 

しかしここにきて東宝作品のドルビーシネマ対応作品が急増中?

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上記に記載したシネコンチェーン2社はそれぞれ松竹系、東映系の会社なのですが、ここにきて系列のシネコンチェーン(TOHOシネマズ)には一切採用していないにもかかわらず東宝配給作品のドルビーシネマ対応化が加速しています。

※モンハンは東和ピクチャーズ、鬼滅はアニプレックスとの共同配給

 

ハリウッド大作でもある「モンスターハンター」「ゴジラVSコング」の対応は当然っちゃ当然ですが、まさかコナンまでドルビーシネマ対応を施してくるとは思ってもいなかった。

当然ドルビーシネマに対応させるのも製作費がさらにかかるわけですし、なおかつ東宝の直系列シネコンTOHOシネマズにはこれに対応するスクリーンを一切持っていない東宝グループにとって対応させる旨味があまりない)わけですから結構意外でした。

元々TOHOシネマズはアトモスは積極的に採用していた割にドルビーシネマはやる気ないのかなって感じでしたが、これだけ東宝配給作品がドルビーシネマ対応に積極的になっていることを鑑みると案外将来的にはTOHOシネマズでもドルビーシネマの採用も見据えているのかなとはうかがえます。

 

 

さいごに

とはいっても松竹配給作品で4D上映に対応しているにもかかわらず直系列のSMTでは4D上映設備を一切持っていなかったり、親ともいえる配給作品がその上映システムを採用したからといってその子供(シネコン)が必ずしもそれを満たす設備があるとは限らないというのもまた実情。

実際どうなるかはわかりませんが、TOHOシネマズやイオンシネマといった国内2大大手シネコンチェーンもドルビーシネマ進出となればさらに浸透や普及は加速していくと思いますので期待したいところです。

 

「ドルビーシネマ」採用劇場はこちら↓

www.smt-cinema.com

 

tjoy.jp

www.midland-sq-cinema.jp