映画好きの気まぐれ日記

文章作成に慣れるため気になったことを不定期で徒然と書いています。読みづらい部分もあるかとは思いますがご了承ください。

「名探偵コナン 緋色の弾丸」は来年公開へ持ち越し濃厚か?ヒット確実ゆえの難しい複雑な事情。

昨今の新型コロナウイルス感染症の影響で映画業界にも大きな打撃を与えている。定番作品がないような小規模な配給会社にとっては死活問題であるのはもちろんのこと。

 

定番コンテンツを持っている東宝東映にとっても大きな問題が・・・

年間通して作品によって興行成績が変動してくるためどれだけ稼げるか分からない配給会社がある一方で、大手である東宝名探偵コナンドラえもんポケモンクレヨンしんちゃんetc...)東映(戦隊ヒーロー&仮面ライダープリキュアのように年間の定番コンテンツを持っている配給会社は安定して興行成績を挙げることが可能である。

 

ただし今回はそんな悠長なことを言っていられない。というのも当然ながら・・・

保護者が映画館に行くことへの懸念を感じている可能性がある

ためである。

大人やカップルなら「コロナが収束したからそろそろ行こっか~」という結構軽いフットワークで観に来てくれるかもしれませんが、子の安全も気にしなければならない保護者にしてみればコロナの影響がある現在、映画館に観に行くという行為は”密”の懸念もありますし中々ハードルが高いというか暫く敬遠される可能性も高いでしょう。

 

大ヒットが予想される作品ほど公開が難しい?”三密”の懸念。

https://www.toho.co.jp/movie/lineup_images/conan2020_poster04.jpg

特に個人的に年内の公開が厳しいと思われるのが近年では興行成績約90億円を挙げる超ドル箱コンテンツともいえる名探偵コナンシリーズ。本来なら毎年4月中旬ごろに公開してGW期間に観に行くというのが恒例という人も多いはずですが、今年はコロナの影響で公開延期(公開日未定)となっています。

もちろんある程度収束した状態で、仮に8月に公開すると仮定してもかなり稼ぐのは間違いないとは思いますが良いコンディションでの公開とは言えないかと思います。

 

「ソーシャルディスタンス」に配慮した座席の販売形式

現在、緊急事態宣言が解除されて一部の映画館では徐々に営業再開されつつあります。ただしその一方で感染拡大防止のために様々な対策が取られております。

特にコナンのような大ヒット作品にとって大きな打撃となりかねないのが市松模様のように座席を販売する形式」となっていること。すなわち通常なら500席あるスクリーンでも半分の250席、下手したらそれ以下の観客しか収容することが出来ない可能性があります。

仮に新型コロナが収束したとしても、少なくとも年内はこのような形式で座席が販売され続けるのではないかなと個人的には予想しています。

公開初週には常に満員になることはしばしばの大都市圏はもちろん、地方でも相当数の観客動員をするコナンにとってみればキャパの減少はかなり機会損失が出ることは否めない。

https://i.kobe-np.co.jp/news/sougou/202004/img/a_13267590.jpg

www.kobe-np.co.jp

 

1.今夏公開案

現在は新型コロナの影響で再開したところも一部ではありますが、大半の都道府県で学生たちは臨時休校となっている。この遅れを取り戻すため今年の夏休みは短縮となることが予想されている。

本来なら学生やファミリー向け映画はこの長期休みでやってくる層を狙って公開されることが多いわけですが、夏休みの短縮が予想されるため今年はこの恩恵が大いに受けられない可能性がある。

また既に夏休み期間に公開日が決定している作品もあるわけで、いくらヒットしている作品だからと言ってそれらの作品を押しのけて公開日を割り込むことは基本的にはタブーであるわけで普通は出来ない。

現に毎年夏に公開されるのが恒例となっている劇場版ポケットモンスター(ココ)」が既に公開延期を決定している。恐らく仮にコロナが完全収束しても暫く観客動員が見込めないと踏んでの延期でしょう。

 

ポケモンが延期したことも踏まえると配給の東宝としても

「コナン」を今夏に公開する考えはないのでは?

と予想することが出来ます。

 

 

2.シルバーウィーク公開案

コナンは前述の通り長期連休である”ゴールデンウイーク(GW)”を絡ませた興行が恒例となっています。逆に言えば春休み、夏休み、冬休みといった長期休みに依存しきっている作品でもないので”シルバーウィーク(SW)”に公開するという線も考えられなくもありません。ただここで疑問となる点がある。

 

次回作が来年(21年)春までに制作が間に合う?

今年はこのような出来事があったためイレギュラーで公開延期という措置になっていますが、今後も毎年4月中旬に公開するということは揺るがないはず。

そしてこのような状況のため、本来ならもう既に次回作への制作もスタートしているはずでしょうが恐らく停滞していることが予想されるでしょう。となってくるとそもそも次回作(21年春公開予定?)の制作が間に合うのか?という疑問も出てくる。

この事情を鑑みると今作の「緋色の弾丸」がそのまま来年春へスライドする可能性も大いにあると個人的には予想します。

 

 

3.冬休み(年末年始)公開案

この頃には流石にコロナもとっくに収束していると思う(というかしてほしい)ので確かに公開する環境としてはそこまで悪くはないかと思います。ただ大前提に・・・

 

冬休み公開→GW公開と短いスパンで立て続けに公開するメリットはあるか?

コナンは例年4月中旬に公開されて7月上旬まで公開されることが多いため、約3か月は続けて公開されることがしばしば。

仮に20年12月~21年1月に本作(緋色の弾丸)を公開したとして、次回作が21年4月中旬に公開するとする。そうなってくるとほぼ間髪入れずに連続して公開することとなる。

1年に2作公開されてもどっちも見るという人も当然ながら多いでしょうが、中には1作だけ観れば良いと感じる人も中にはいるでしょう。そのような小さいことも考えると立て続けに公開するメリットが果たしてあるのかという疑問にはなってくる。

 

 

4.1年延期スライド案

私個人的にはこの可能性が一番高いのではないかと思います。

これらのように「映画しまじろう」シリーズが毎春に公開されるのが恒例となっています。今年の作品は元々2月28日公開予定でしたが公開前日に「新型コロナウイルスの影響で公開延期を決定した作品」の第一号です。この作品が20年春→21年春へと1年越しの延期となることが先日決定しています。

https://www.toho.co.jp/movie/ods/img/sihmajiro2020_main_2.jpg

 

 

東宝は年間の番組数が多いゆえに改めて組み込むのが大変。

コナンの配給を行う東宝は国内最大手の配給会社ゆえに1年間に提供する作品数もかなりのものとなってきます。またコロナの影響で公開延期となっている作品も多数存在するため改めて公開日をほぼイチから決定していかなければなりません。

こういってはなんですが配給会社としてもあまり期待していない作品は最悪いつでも公開日は良いのでしょうが、コナンクラスともなってくると東宝にとっても年間の総興行成績の10~20%を占める大コンテンツですから慎重に公開日を決めてくるでしょう。

 

2020年度の東宝作品公開スケジュール(2020年5月18日現在)

作品名は既に公開済みの作品、作品名はコロナの影響で公開延期となっている作品

(※1)元々2020年3月6日公開予定

(※2)アニプレックスとの共同配給

(※3)アスミック・エースとの共同配給

(※4)東映/カラーとの共同配給

 

 

総括

筆者自身はコナンの映画はほぼ観ない(ゼロの執行人だけなぜか観ましたw)ですが、今年は東京事変の主題歌はじめ予告で惹かれたので観てみたいと思った矢先にコレです・・・。

まぁいつ公開になるかは分かりませんが気長く待とうホトトギス