地域によって笑いのツボが違う?「翔んで埼玉」を3館で比較鑑賞してみた!(一部ネタバレあり)

埼玉をただただディスる漫画「翔んで埼玉」の実写化映画が異例の大ヒットを飛ばしている。予告を観て化けるんじゃないかとは少々思ってもいましたが、まさか興行収入30億を余裕で越えるほどのポテンシャルがあるとは思ってもいなかったw

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また通常は人口に比例して都道府県別で考えると東京都で最も稼ぐ作品が当然多いのですが、この作品に関しては舞台だけあって売上や動員が埼玉県>東京都という結果になっているのです。

なにせ年に1本興行収入10億円超えが出れば十分、30億円超えは数年に一度出れば良いレベルの東映配給作品。そんなコンディションで興行収入30億円超えは余裕、40億円前後までが普通に射程圏内というのだからまさしく異例のヒットといっても過言ではないでしょう。

そんなこの作品、埼玉県(その他隣県諸々)を舞台としている作品ですので関東のローカルネタも多く散りばめられている。故に地域によって笑いのツボも違うわけです。今回はたまたまこの時期に観たい作品があまりなかったということもあって3回もバカみたいに観てしまった。今回はそんな経験も踏まえて地域差を感じた点をまとめていきました。

 

1.新宿バルト9

一回目は行きつけの新宿で唯一上映している新宿バルト9で鑑賞。まぁ前述の補足をすると新宿エリアにおける東映配給作品は東映シネコンであるここでしか原則的にやらないのでヒットを飛ばしやすい東宝配給作品よりも既にハンデが大分あるわけですよ。(東宝配給作品は基本的に新宿のシネコン3館全てで上映)

新宿唯一の上映館かつ初週平日19時台の回で観ましたので一番箱の大きい429席が満員御礼となっていました。稀に東映配給作品ながらTOHOシネマズ新宿でも公開するのですがTOHOでも上映しても良かったんじゃないかと思うほどの客入り。

  • 埼玉県内ネタ:★★★★
  • 千葉県内ネタ:★★★★
  • 東京東部ネタ:★★★★★
  • 東京西部ネタ:★★★★★

流石いろいろな場所から人が集まる新宿だけあって、声に出した笑いが終始飛び交う状況でした。階級別にされて地味にディスられている街の場面もしっかりウケている。

私も地域事情には割と精通しているもので細かいところまでよく調べられているなぁという感動すらしました。なお上映終了後にはイベントでもないのに場内からは拍手が巻き起こった。私が鑑賞した作品としては「ボヘミアン・ラプソディ」以来の快挙。

 

2.MOVIXさいたま

次にやってきたのは今では「翔んで埼玉」の聖地?とも言われているMOVIXさいたま。なんと言っても併設する商業施設のコクーンシティも作品と多数コラボして全力のバックアップだ。

こちらも3週目金曜夕方に観に行きましたが一番箱の大きい500席超えのスクリーンに8割以上埋まってそうでとても平日とは思えない客入りでした。この映画館に来てまず驚いたのがちびっ子から高齢者の方まで幅広い世代の埼玉県人を動員していたことです。

  • 埼玉県内ネタ:★★★★★
  • 千葉県内ネタ:★★
  • 東京東部ネタ:★★
  • 東京西部ネタ:★★★

お膝元だけあって埼玉ネタは最高のボルテージで盛り上がっていた印象。その一方で東京東部の西○○ネタや千葉ネタは少々盛り上がりに欠けた印象。個人的には新宿バルト9で観たほうが意外と終始場内が盛り上がっていたかなという印象を受けました。

 

3.MOVIX亀有

そして3回目にやってきたのは私の自宅最寄りの映画館・MOVIX亀有。まぁリニューアルオープンしたということもあって観察も兼ねて鑑賞しに行きました。観た人ならわかるでしょうが実は亀有もこの作品にはちょいと出演してるのですよねw

  • 埼玉県内ネタ:★★★
  • 東京東部ネタ:★★★★
  • 東京西部ネタ:★★
  • 千葉県内ネタ:★★★★

まさか亀有の名が登場するとは思わず出てきた瞬間場内が少々どよめく雰囲気は好きですねぇ。そしてお隣の区のネタだけあって東京テイスティングパートも盛り上がる。そして沿線だけあって常○線ネタも大ウケしていました。

 

 

総評

本編を楽しむのはもちろん、違う映画館で地域差や笑いのツボの違いを楽しむというのも意外と面白いかもしれません。ハマった方は比較して何回か観てみるのも良いかも?