「説明してくれタコ!なぜ韓国設定なのか全然分かんねぇんだよ!」

先日、TOHOシネマズ新宿で「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!」を観て来ました。元々観る予定は無かったんですが運よく舞台挨拶回を取れたもんでして・・・。

https://eiga.k-img.com/images/movie/87957/photo/5ac0bf5a960ff15c/320.jpg?1532391797

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大まかな感想としては・・・

一言で言えば「クセの強い映画」これに尽きます。

ましてや日テレの金曜ロードSHOW!で謝罪の王様の地上波(ドタキャン続きでようやく地上波初放送)したばっかですので、タコもクドカン色強めの作品なのかなと思った人も多いことでしょう。

ただし実際には一切宮藤官九郎さんは関わっておらず監督・脚本には「時効警察」等の作品を手掛ける三木聡氏が務めた。

まぁクセの強い世界観というのは想定していましたので個人的には許容範囲内ではあったのですが一番疑問に思ったのが韓国ロケ設定

 

なんで韓国ロケ設定?

この作品では唐突に韓国の設定が登場する。一応ネタバレなので詳しくは明かさないが実際に観てみても特に韓国の設定である必要は全く感じない。ただでさえ「韓国」というだけでも嫌悪感を抱く人もいるわけで日本設定で通せばよかったものをわざわざ組み込んだのは正直私には全く分からなかった。

しかもこれだけでなく実際に韓国に行ってロケしたわけではなく、日本国内で敢えて韓国風にセットを仕上げてロケしたということなのだからなおさら分からない。

 

キャストは悪くないと思います。

主演の阿部サダヲさんはじめ、脇を固めるメンツは中々良いと思います。麻生久美子さんの和服の「お褒め致しますとも」(by散り椿)からの白髪の女医姿は中々エエですね。バイきんぐ小峠も中々良いキレ味でした。

ヒロインの吉岡さんも興行的にはお世辞にも数字を持っていないのでミスキャストかもしれませんが、作品としては中々良かったでしょう。

ただ千葉くんの上裸シーンや田中哲司さんのパンイチといいファンは求めているのか?誰得シーンなのか?といったようなシーンも多くありとにかく何が何だか良く分からない話でした。

 

劇中歌(主題歌)はHYDE(L'Arc-en-Ciel)×いしわたり淳治あいみょんが手掛ける

eiga.com

阿部さんが劇中で歌う「人類滅亡の歓び」という曲では作曲にL'Arc-en-CielのHYDE、作詞にいしわたり淳治が楽曲提供している。

一方の吉岡×阿部サダヲの二人がデュエットする「体の芯からまだ燃えているんだ」という楽曲には新生のシンガーソングライターのあいみょんが楽曲提供している。若者には人気がとてもあるそうですねー。(私は小松菜奈に似ている人という認識なんですけどね)

作品中で初めて聞きましたがどちらも良い曲でしたね。

 

舞台挨拶は中々面白い試み。

阿部サダヲ×吉岡里帆がデュエットしている曲ということもあって舞台挨拶は2人が生歌唱するというサプライズ企画という想定だったらしい。

・・・だったらしいのですがTOHOシネマズ新宿の開場案内のお姉さんでさえもあっさり「歌唱付き舞台挨拶」として開場案内していましたね。(まぁ恐らく予約していた人誰もが知ってはいたでしょう)

行って観ると実際に観客が立って応援する「ライブ感覚」で普通の舞台挨拶らしくない結構な盛り上がりようでした。音楽が題材となってくる作品で出演者が歌唱を披露する作品とかではこういう試みも面白いかなと思いました。

 

総評

まぁ作品としてはそこまで悪くもないですが、かといって絶対何をおいてもこの作品を見たほうが良いという感じではまずない作品。曲が気に入った方はそれだけ、またはMVだけで十分事足りるような感じがします。