「君の膵臓をたべたい」実写版・アニメ版を見比べて比較してみた。

昨年、興行収入35.2億円を記録した映画「君の膵臓をたべたい」がヒットとなりましたが、今月1日に劇場アニメ版として公開されました。

君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい 2019年 カレンダー 壁掛け A2 CL-107

正直実写版の出来が良かったし、アニメ版は二番煎じに過ぎないでしょ・・・

と思っていましたが、まぁ結論から言うと実写・アニメ版ともにそれぞれの良さがあるといった感じでしょうか。

ただ作品として好きなのではなく、あくまで実写版のキャストに満足して楽しめたという方にはやはり馴染めないかもしれませんね。

大まかな感想はこの辺までにして以降は

ネタバレ含みつつも実写版・アニメ版で比較していきます。

 

1.大人パートの有無

実写版では小栗旬北川景子が僕・恭子(桜良の友人)が大人になった姿として登場。言ってしまっては悪いですが当時の浜辺・北村さんの主演二人ではインパクトが弱いのである意味華を持たせるという意味では興行的には正解だったのだと思います。実際に私もこの二人が出るなら見てみるかと思ったクチですしね。

一方のアニメ版ではこの大人パートはありません。・・・というか原作にそもそも大人になった姿は出てこないのです。なのである意味アニメ版が原作に忠実といえるでしょう。

(あくまで噂ですが実写版配給の東宝が大人パートを入れて原作改変したため原作者と揉めたとか。興行的には確かに正解だったと思うんですけどね。)

 

2.作品の舞台(モデル)

実写版では特に作品の舞台には触れていませんが「豊郷小学校」「大津パルコ(現在は閉店)」「近江鉄道」など滋賀県でロケが行われていました。

一方のアニメ版は富山県高岡市をモデルとしています。作品中には高岡市電などが登場してきます。

 

3.恭子とガム君の関係(ネタバレ注意)

  • 実写版:特に伏線なし
  • アニメ版:描かれている

実写版では学生時代に特に縁もなさそうな関係でしたが、大人になった恭子(北川景子)がガム君(上地雄輔)と前触れもなく結婚するという展開。というのも学生時代(矢本悠馬)のガム君が上地になっていたというサプライズ的展開にするためだったとも言えますけどね。

一方のアニメ版では大人パートがないためこの二人がくっつく予兆は描かれています。しかし矢本さんの実写版に見慣れるとなんかビジュアルに慣れませんね。

 

4.携帯電話の変遷

実写版では現在の大人から12年前に遡るという設定なので当然ながら学生時代の皆さんはガラケー

一方のアニメ版では過去に遡る要素がないので普通に学生時代でもスマホ使い。ただし僕はガラケー使いだったようですけどね。

 

5.刺殺描写シーン

  • 実写版:あり
  • アニメ版:なし

ある意味この作品一番の衝撃シーン「病死じゃなくてまさかの通り魔に刺されて刺殺かよォォォ!」

実写が先だったため原作知らずに観ている人も多く、病死ではなく刺殺と分かったシーンでは場内の場が凍っていました。(私も含めて)なお「僕」は街の街頭ビジョンで刺殺されたと分かる。

一方のアニメでは既に実写で観ている人も多かったからか特にそういった印象はありませんでした。ちなみにこちらは「僕」の家のテレビで刺殺を知り立ち直れなくなるという描写シーンが描かれていました。

 

6.僕と桜良の描き方

  • 実写版:相当中の良い関係だけど恋人ではないなんとも言えない関係
  • アニメ版:もはやリア充カップル?

まぁ偏見ですが、実写版は旅行に行ったり恋人みたいな関係でありつつ、ある程度関係を置いておりなんとも言えない関係のように描かれていました。

一方のアニメ版は海辺で遊んだり、花火を一緒に観たりといった実写では描かれていないシーンも描かれて「もはやリア充カップルじゃねえか?!」と一線を越えてる?ような気もする関係のように描かれていました。

 

結論言うと・・・

どちらも作品としては普通にアリでしょう。

アニメ版も高く評価されてもイイとは思うのですが、先に公開された実写版の評価がかなり高いのでその壁は中々超えられないでしょうね。

興味のある方は観て損はない作品なので観てみては?