2018年公開の「マンガ実写化映画」を斬る(その4)

今回は「GANTZ」でも知られる奥裕哉氏による漫画の実写化作品「いぬやしき」を取り上げていきたいと思います。

 

個人的にも今年のGWヒット候補だと思い込んでましたが・・・

【映画パンフレット】 いぬやしき INUYASHIKI 

 

本作の主人公である冴えないサラリーマンのジジイ・犬屋敷(木梨)と普通の高校生・獅子神(佐藤)が謎の事故に巻き込まれ突然人間ではなくなり機械の体に生まれ変わる。その機械の体を使って自分に背く人間を傷つけていく獅子神と、一方でその力を使って人々を癒していく犬屋敷の交錯を描いたアクション作品。

 

キャスト

主人公の犬屋敷に関してはアニメで声優を務めていた小日向文世さんが良かったんじゃね?といった声もありますがノリさんでおおむね好評のようでしたね。獅子神役の佐藤健も30歳前後にして高校生役?とは思いましたがまぁそこまで違和感はなかったです。

脚本

個人的には少々イマイチかなと感じました。アクションシーン全開の予告を観たうえで原作未読のためさらにあれっ?と感じてしまったというのもありましたが人間ドラマ主体なんですよね。というのと犬屋敷の娘(三吉)の性格がコロコロ変わり過ぎだろ!とも思わなくもないです。

音響・映像面

新宿上空でのバトルシーンは低予算邦画でもこれほどクオリティが上がったか!と思わせてくれる映像で楽しかったです。ただ「レディ・プレイヤー1」「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」といったコレを超える映像体験ができる作品があったのが運のツキですな。

邦画も多くの作品でこれぐらい映像や音響に力入れて頑張ってほしいですが、結局撃沈する作品が多いのでモチベーションも当然あまり上がりませんわな・・・。興行成績が関係しない慈善事業ではありませんしね。

主題歌

主題歌はMAN WITH A MISSIONの「Take Me Under」でした。原作ファンとしてはアニメ版も主題歌はマンウィズだったため、更に好感を持った人も多かったようですね。

 

総評

クオリティに関してはハリウッド大作なんぞと比較すれば低予算の邦画としては素晴らしい出来だと思います。強いて言えば脚本でもう少し面白く盛り上げることが出来ればなーとは思いましたが。

 

次回は。

となりの怪物くん(1) (デザートコミックス)

小説 映画 となりの怪物くん (講談社KK文庫)

次回は「となりの怪物くん」について語っていきたいと思います。