TOHOシネマズ新宿が「空飛ぶタイヤ」を上映することは新たな進展への一歩である。

私の行きつけの映画館でもある新宿の映画館「TOHOシネマズ新宿」ですが、実は2018年6月15日(金)に新たな進展への一歩ともいえるイベントが起きた。それが「空飛ぶタイヤ」をこのTOHOシネマズ新宿で上映するということなんです。

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(出典:新宿東宝ビル - Wikipedia

 

何が大ニュースなのか?

TOHOシネマズが空飛ぶタイヤを流して何がおかしい?と普通の人は思うでしょう。しかしこの劇場はちょっと特殊で他の映画館とは事情がちょっと異なる。というのも空飛ぶタイヤを配給する「松竹」の配給作品を開業以来、一切上映したことがなかったためです。(大阪で例えるならTOHOシネマズ梅田で松竹、東映配給作品を流すようなもの)

シネマスクエア vol.101 [長瀬智也×ディーン・フジオカ×高橋一生『空飛ぶタイヤ』] (HINODE MOOK 513)

空飛ぶタイヤのフライヤーがなかった・・・)

 

新宿エリアでの松竹配給作品は原則「新宿ピカデリー」のみでの上映だった。

新宿には邦画御三家と一部で呼ばれる東宝「松竹」東映の系列が運営するシネマコンプレックスTOHOシネマズ新宿新宿ピカデリー新宿バルト9とそれぞれ存在する。そのため基本的に東宝配給作品を除いて松竹、東映作品に関してはそれぞれの系列シネコンのみで上映という形をとっている。

 

東映配給作品は原則として新宿エリアでは東映系の「新宿バルト9」のみでの上映となる。ただしTOHOシネマズ新宿でも「相棒ー劇場版Ⅳー 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断」「探偵はBARにいる3」を上映する特例もあるため必ずしも東映作品を流さないというわけではない。

 

一方の松竹配給作品も原則として新宿エリアでは松竹系の「新宿ピカデリー」のみでの上映となる。長らく新宿ピカデリーのみでの上映となったわけだが、今回の「空飛ぶタイヤ」がTOHOシネマズ新宿でも上映されることとなり松竹配給作品が初の解禁となったわけです。

 

なおTOHOシネマズは稀に「松竹」「東映」配給作品も流したりと柔軟に行っているが、松竹系の新宿ピカデリー東映配給作品を、また東映系の新宿バルト9が松竹配給作品を上映することは開業してどちらも10年近く経過しますが実現には至ってない。

 

世間的には大した話ではないが・・・

ってなわけで世間的には心底どーでもいい話なわけですが、新宿のシネコン事情を考えるとTOHOシネマズ新宿で松竹作品を流すということはかなり大きなニュースと言えるわけですね。

 

今思えば大阪市内の映画館のような厳密にブロックブッキング制度*1がないため柔軟に他社系列の配給作品も流そうと思えば流せるんでしょうけどね。