従来のドラクエはキャラクターボイス(以下、CV)が付いているというのは皆無である意味タブーでもありましたが、最近では「ライバルズ」「作品リメイク」を中心にCVが実装されるケースも多くなりました。
普通のアニメ好きの人なら「このアニメの声優さんがドラクエのCV担当するのか~」となるところなのですが、私はその逆で
「ドラクエで担当してた声優さんがこのアニメでCV担当してるのか~」
になってしまうのです。
私は映画好きでもあるので、映画版の予習がてらついに「鬼滅の刃」のアニメも全部観たのですが上記のように「このキャラの声優さんはドラクエでCV担当してた人か~」にどうしてもなってしまうのです。今回はそんな一般の人とは逆の目線で「鬼滅の刃」「ドラクエ」でCVを担当した声優にスポットライトを当てていきたいと思います。
主要人物
竈門炭治郎(CV:花江夏樹)
ご存知、鬼滅の刃の主人公「炭治郎」である。花江さんは鬼滅を観る前から名前は知ってましたが正直女性だと勘違いしてましたw
DQシリーズでは複数キャラを担当
- 少年時代”シルビア”(XI/ボイスドラマ)
- 主人公(I/ライバルズ)
花江さんはドラクエにおいてメインキャラは担当していませんが、11のシルビア(CV:小野坂昌也)の少年時代を演じています。
我妻善逸(CV:下野紘)
炭治郎の相棒で同じく鬼殺隊のメンバーであるギャップ萌えで人気を博すのが「善逸」である。下野さんは少年ヤンガスの声をやってるとは知らず鬼滅の善逸で初めて名前を知りました。
DQシリーズでは「少年ヤンガス」を担当
ドラクエ8の仲間キャラでお馴染みの「ヤンガス(CV:立木文彦)」ですが、派生作品”少年ヤンガスと不思議のダンジョン”の主人公として少年時代のヤンガスが登場しています。そしてその少年ヤンガスの声をライバルズで下野さんが担当しています。
鬼殺隊
冨岡義勇(CV:櫻井孝宏)
鬼殺隊の中でも9人しかいない「柱(水柱)」とよばれるキャラである。櫻井さんはアニメ映画でもしばしば名前は見掛けるので大分前から存じ上げてました。
DQでは「ホメロス(XI)」を担当
ドラクエ11では主人公をとことん追い詰める、見た目よりかなり若い金髪36歳の将軍「ホメロス」を演じている。奇しくもこちらも嫌われ者である。
ただしこちらも櫻井さん効果もあってかホメロス自体のキャラ人気はえげつなく高い。
胡蝶しのぶ(CV:早見沙織)
冨岡さん同様に「柱(蟲柱)」の1人である女性。
私は「聲の形(蟹の形・・・)」という作品で早見さんは認知済みですがどうしても早見あかりと言ってしまいがち・・・。
DQでは「アンルシア(X)」を担当
女性ですがれっきとしたXの勇者である。
私も10はほぼオンラインゲームのため少ししか触れてないので言うほど知識には長けてないので申し訳ないですが・・・。
宇随天元(CV:小西克幸)
鬼殺隊「柱(音柱)」のひとり。そしてこの声を小西克幸さんが担当している。
DQでは多数キャラを担当
- ベロリンマン(XI)
- ムンババ(XI)
- イッテツ(XI)
ドラクエ11において3つのキャラを担当。ムンババが一番印象的に残るキャラではあるでしょうか。コイツは終盤はなぜか村のゆるキャラとして招待されることに・・・。
甘露寺蜜璃(CV:花澤香菜)
鬼殺隊「柱(恋柱)」のひとり。花澤さんはアニメ映画でもよく見るのでテレビアニメは殆ど見なくても随分前から名前は存じ挙げております。
DQシリーズでは「フローラ(V)」を担当
ドラクエ5の主人公の結婚相手の1人ですね。どうしても幼なじみ補正でビアンカを選んでしまいがちですがスペックは彼女の方が上かも・・・?
悲鳴嶼行冥(CV:杉田智和)
鬼殺隊「柱(岩柱)」のひとり。杉田さんも銀魂の銀さんの声ということでこれまた私でも随分前から知ってました。
DQシリーズでは複数担当
- ハンフリー(XI)
- ライアン(IV/ヒーローズ)
ドラクエ11での杉田さんはドーピング野郎ことハンフリーの声を担当。なんか憎めないのよなぁ~。
伊黒小芭内(CV:鈴村健一)
鬼殺隊「柱(蛇柱)」のひとり。
DQシリーズでは複数担当
- 大神官ハーゴン(II/ライバルズ)
- 破壊神シドー(II/ライバルズ)
不死川実弥(CV:関智一)
鬼殺隊「柱(風柱)」のひとり。関さんは言わずもがな「スネ夫(新ドラえもん)」の声優なので随分前から存じ上げておりました。
DQシリーズでは多数キャラ担当
- いたずらデビル(XI)
- ウラノス(XI)
- 主人公(VI/CDシアター、ライバルズエース)
ドラクエ11では2つのキャラを担当。写真はウラノスですが、もう一方のいたずらでビルはもろにスネ夫ですので関さんと分かりやすい。
胡蝶カナエ(CV:茅野愛衣)
胡蝶しのぶ(CV:早見沙織)の姉で元花柱で鬼殺隊のなかでもお偉いさんだった。ただし登場時点では故人となっている。
DQシリーズでは多数キャラ担当
- ロミア(XI)
- メル【メルトア】(XI)
- ローラ姫(I/ライバルズ)
ドラクエ11では2つのキャラを担当。中でもロミアは11屈指の鬱イベントに登場してくるので印象に残っている人もいるのではなかろうか。
村田さん(CV:宮田幸季)
炭治郎からみて先輩にあたる鬼殺隊員。
DQでは複数担当
- チャゴス王子(VIII)
- 邪神ニズゼルファ(XI)
ドラクエシリーズ屈指のクソ王子としても名高いチャゴスを担当しています。かと思いきやドラクエ11では真ラスボスを担当しているみたいなのでわからないものですね。
鬼殺隊関係の登場人物
鱗滝左近次(CV:大塚芳忠)
DQシリーズでは「竜王(ライバルズエース)」を担当
産屋敷輝利哉(CV:悠木碧)
鬼殺隊の当主である「お館様(CV:森川智之)」の子供の一人であり、声を悠木碧さんが演じる。ただ私は映画も一通り見るので悠木さんは「君の名は。」で認知済みでした。
ドラクエシリーズでは「マリベル(VII)」を担当
良い画像がなかったので申し訳ないですが、マリベルは右下の頭巾をかぶった彼女である。ドラクエ7は全体的に作品が暗い雰囲気なのでこのマリベルがマイペースに本音を漏らしたりする良い清涼剤となるキャラなのであります。(ただしオリジナル版/リメイク版共にCVの実装はなし)
悠木さんは上記同様に「ライバルズ」でこのマリベルの声を当てている。
桑島慈悟郎(CV:千葉繁)
DQでは複数キャラ担当(※写真はサマディー王)
- メルビン(VII/ライバルズ)
- サマディー王(XI)
竈門炭十郎(CV:三木眞一郎)
炭治郎の父
DQシリーズでは「エルギオス(IX/ライバルズ)」を担当
竈門葵枝(CV:桑島法子)
炭治郎の母
ドラクエでは「セニカ(XI)」を担当
ドラクエ11では先代の勇者・ローシュとともに行動した賢者(ラムダ姉妹のベロニカ・セーニャの先祖とされている)である。なかなか胸もすごい。
こんな色気たっぷりなお母さんから炭治郎は生まれたのである・・・(違う)
煉獄槇寿郎(CV:小山力也)
煉獄杏寿郎(CV:日野聡)の父で元柱
DQでは「グレイグ(XI)」を担当
ドラクエ11では主人公を追うヴィランとして当初は登場。(以降ネタバレなので控えますが)
小山さんは毛利小五郎(名探偵コナン)でもありますのでちょこちょこそれを感じさせるところも。
煉獄瑠火(CV:豊口めぐみ)
煉獄杏寿郎の母、煉獄槇寿郎の妻」
DQでは「ケトス(XI)」を担当
ドラクエ3の「ラーミア」、ドラクエ8の「レティス」にあたる、ドラクエ11におけるラスボスに挑むうえで需要となってくる乗り物の一つ。今までと違い鳥ではなくもろにクジラではありますが。
その他
錆兎(CV:梶裕貴)
ドラクエシリーズでは「主人公(VIII)」を担当
※ちなみに作品中ではこの主人公と旅を一緒にしてきた仲間のゼシカ(CV:竹達彩奈)が結婚するというシーンがあるわけですが、現実でも中の人同士で結婚してしまったというのは有名な話です。
鬼(上弦/下弦)
鬼舞辻無惨(CV:関俊彦)
DQシリーズでは「主人公(I/CDシアター版)」を担当
獪岳(CV:細谷佳正)
ドラクエでは「ククール(VIII)」を担当
零余子(CV:植田佳奈)
DQシリーズでは「ベラ(V/ライバルズ)」を担当
累(CV:内山昂輝)
DQでは「カミュ(XI)」を担当
累の母(CV:小清水亜美)
DQでは「マルティナ(XI)」を担当
※ちなみに息子・累を演じる内山さんがDQ11で担当するカミュと小清水さんがDQ11で演じるマルティナは同じく旅を共にするパーティーとなる。こうやってみると繋がりは強い。
お堂の鬼(CV:緑川光)
DQシリーズでは複数キャラを担当
- 主人公(III/CDシアター版)
- クリフト(IV/ヒーローズ)
手鬼(CV:子安武人)
DQでは「ドルマゲス(VIII)」を担当
ドラクエ8におけるなんとも不気味な中盤までの重要なボス(ラスボスはラプソーン)です。子安さんの持ち味でもある不気味な笑いがまさしく似合うキャラであります。
矢琶羽(CV:福山潤)
DQシリーズでは「サマルトリア王子(ライバルズエース)」を担当
響凱(CV:諏訪部順一)
DQでは「マルチェロ(VIII)」を担当
角の鬼(CV:川原慶久)
DQでは「オスカー(XI)」を担当
まとめ
ということで「鬼滅の刃」「ドラクエシリーズ」の両方を担当した声優をピックアップしてみました。次回も同様に特定の声優さんに深堀りしていきたいと思います。